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計装技術職 01
2019年入社
東京計装事業部
01
東テクなら、建物の自動制御という分野で
さらに成長していける
大学では電気工学を学んでいたので、就職活動を始めたばかりの頃は何かしら電気に関わる仕事を探していました。そのような知識を活かせる仕事として代表的なものに「メーカーの研究開発職」がありますが、黙々と研究をし続けるのは苦手だったので、自分には向かないと考えていました。そうした中で、どういった企業や仕事が自分と合うだろうか、と悩みながら参加した合同企業説明会の場で出会ったのが、東テクでした。
東テクは、商社でありながら建物内の設備の自動制御システムの構築を行う計装事業があるという点がユニークだと感じ、興味を持ちました。空調・計装・エネルギーの3つの事業の柱があるからこそ、お客さまの多様なニーズに対応できるのではないかと感じました。計装事業に在籍しながら他事業と連携することができる環境でさまざまな用途の建物の自動制御を学んでいけることは魅力的でした。
入社後は希望通り、自動制御装置の工事に関わる施工管理の部署に配属されました。配属当初は、先輩たちから教わりながら一緒に仕事をしていましたが、今では独り立ちし3~4件の案件を同時に担当、日々現場に常駐し施工管理業務を行っています。最近は少しずつ規模の大きい案件を任せてもらえる機会が増えてきています。担当する案件の規模が大きくなるというのは会社からの信頼・自身の成長の証でもあるので、素直に嬉しいです。
02
快適かつ省エネな空間の実現のために、
最後までやり遂げる責任感と高い技術・深い知識が求められる
計装事業部の施工管理の業務は、実際の現場作業を担ってくださる協力会社や職人の方の工程・品質・予算・安全管理を中心とした、現場全体の管理です。また、工事完了後には自動制御システムの試運転・調整も行います。快適な空間をつくる上で、想定通りの設備制御が実現されていることは必須条件です。もし想定通りの制御にならなければ、空間の快適性は大きく損なわれ、建物の利用者の方々に影響が及びます。そのような点で、責任感はもちろんのこと、高い技術力が求められるのが自動制御の調整の仕事です。
また、お客さまからは工期を守りながら作業を完遂させていくことも求められます。これは当たり前のことのように感じられるかもしれませんが、計装工事では、さまざまな要因で工期が当初の予定より短くなる傾向にあります。計装工事は、工事全体から見ると建物の基礎工事や機器の取り付けがある程度終わったあとに行う後半フェーズの工事です。前半フェーズの工事で遅れが生じると、必然的に私たちに残される工期が短くなってしまいます。そうした厳しい条件の中でも納期に間に合うよう工事を進めるため、綿密な事前準備や現場での円滑なコミュニケーションが欠かせません。スムーズに進められるよう、先輩や上司にもこまめに相談しながら想定される事態に対する知識を付けるなど、事前にできる準備を徹底しておくことがとても大切だと感じています。
また、中規模以上の案件になると、工事開始から竣工まで年単位の期間がかかります。長期間にわたるプロジェクトでは、毎日自分たちと一緒に働いてくださる協力会社や職人の方との協力関係がとても重要です。日頃の言葉づかいも失礼がないよう、同じゴールに向かって進む仲間として、感謝の気持ちを忘れずに接することを心掛けています。工事がすべて終わったあとに、共に健闘した仲間同士で「無事に終わって良かった」と喜びを分かち合えることは、とても大きなやりがいにつながっています。
03
国内唯一の強みを持つ会社で、
さまざまな案件にチャレンジできる
案件によっては、東テク空調事業部が業務用空調機器を納入して、計装事業部がその空調機器を含めた自動制御を担当することもあります。このように、事業部を跨いで連携できるというのは、東テクのならではの強みだと思います。ひとつの会社で、機器販売とその施工までできる技術力を併せ持つ、いわば、販売力と施工力(技術力)の二刀流です。このような国内でも唯一の強みを持つ東テクには、将来性という意味でも大きな魅力があると思います。
入社1年目のときに先輩のサポートとして、50年以上の歴史のある、東京の大型屋内競技場の改修工事に携わったことがありました。「1年目から著名な物件に携わることができるんだ」と驚いたことを覚えています。その物件の施工を進める中で、古い機器の撤去作業時に、半世紀以上前のポスターが出てきたり、作業員の当時のメモ書きを見ることができたりと、この仕事をしていなければ絶対に知り得ない“歴史”にも触れることができたのは、とても貴重な経験でした。新築ビルの施工にも携わっていていますが、何も無かったところに人が集う場所ができ、竣工後に人々に利用されているところを見ると「この街のシンボルを手掛けられたんだな」と実感できるところもやりがいのひとつです。
計装技術は専門知識が多く必要とされますが、豊富な知識と経験を持つ先輩や上司がいつもサポートしてくれます。日々、質問や相談を通じて学びや気づきを得ることもできるので、入社前に関連分野を学んでいなくても、研修や実務を通じて十分知識を身に付けることができると思います。若手にも積極的に任せてくれる風土が東テクにはあるので、試行錯誤しながら挑戦をしていきたい人にはとても良い環境だと思います。
04
予算規模も影響力も大きい大型案件を任される、頼れる施工管理者になりたい
自動制御とひとことで言っても、物件ごとにその範囲や組み合わせは無限大です。空調機器の方式や装置の組み合わせによって、機器の種類や適性も変わりますし、技術も日々進化しています。自動制御の仕事やスキルにゴールは無いと思うので、どのような現場を任されても対応できるように、地道に必要な資格の取得もしていきたいです。
まずは、任されている目の前の物件を確実に仕上げていきながら、数年後には予算規模や協力会社の数が格段に異なる大規模案件にもどんどんチャレンジしていきたいと思っています。大きな現場を任されるということは、社内外からの信頼のひとつの証でもあります。これまで失敗して悔しかったこと、工夫してうまくいったことの経験すべてを糧にして、もっと成長していきたいです。そして、いずれはマネジメントを行うポジションについて、自分が上司や先輩からしてもらっていたように、メンバーが困っているときは共に考え、困難を乗り越える手助けができる存在になりたいと考えています。
オフの過ごし方DAY OFF
現場は土曜日も稼働することが多いのですが、毎週日曜日と、平日に振替休日を取得し週2回しっかり休むようにしています。自分だけでなく職人の方を含めみんなが無理なく安全に働けるようにスケジュール管理を徹底しています。日曜日は、ぐっすり眠って家で過ごすことが多いですね。身体をしっかり休めて、仕事とのメリハリを付けることも大切だと思っているので、休みの日は仕事のことは家に持ち込まずに、のんびり過ごすことを大事にしています。