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計装営業職
2019年入社
大阪計装事業部
01
東テクの姿勢と人柄に触れて、
可能性が広がる決断を
私は、子どもの頃から「学校の先生」になることが夢で、大学でも教職課程をとっていました。私自身、そのまま教師になると思っていましたが、大学の夏休みで経験した海外留学が就職を決意する転機となりました。留学中には、たくさんの海外の方や海外で活躍する日本人の方とも接する機会があり「世の中にはこんなにもいろんな仕事や生き方がある」ということをあらためて感じました。今まで「教師」という夢に向かっていましたが、その新しい気づきを大事にして、自分自身の可能性を広げるためにも民間企業への就職活動をしようと決意しました。
就職活動を始めた頃は、女子軟式野球に取り組んでいたこともあってスポーツ用品メーカーなどを見ていましたが、いろいろな企業を見ていくうちに「ESGの観点を取り入れて地球環境へ配慮している」という企業に興味を持つようになりました。そのような企業の中でも東テクは特に魅力的で、選考の中で「普段の生活で環境に配慮して行動していることは?」と聞かれるくらい、自分たちの事業を通して本気で地球環境のことも考えている、という姿勢にとても惹かれました。
また、就職する際に重視していた条件として「地元である大阪で勤務ができること」がありました。その背景には、両親が大阪にいることや、大学時代から所属する軟式野球チームで活動を続けたい、という想いがありました。東テクは配属先を決める際に、私の大切にしているものへの想いも汲んでくれると聞き、働く社員一人ひとりの意思を大切にする姿勢に大変魅力を感じました。今は希望通りの大阪勤務で自分ができることに全力投球中です。
02
僅かなチャンスも見逃さず、
お客さま目線で常にチャレンジしていく
入社後は大阪支店の計装事業部に所属し、1年目は計装の基礎を学び、2年目には営業として働いています。思い立ったらじっとしていられない性格なので、人とコミュニケーションをとり、自分の考えをどんどん発信できるような仕事に挑戦したくて、営業職を希望していました。現在は、計装事業部の営業として大型オフィスビルや商業施設などに設置する「中央監視装置」を取り扱っています。
印象深い物件として、他メーカー製の中央監視装置を導入する計画だった大学施設に、当社契約メーカー製の装置を導入していただけたことがあります。その案件では、情報をいただいた時点で既に他メーカーの設計図面が完成している状態で、通常、設計図面まで完成した状態から導入機器を変更するのは非常に難しくなります。ただ、その新設する大学施設の隣には当社契約メーカー製の中央監視装置が入っている施設が既にありました。それであれば2棟を一緒のメーカーにすることでコスト面・運用面でも大きなメリットが出せる、と考えました。周りの方々の協力も得ながら根拠を確かめ、「同じメーカーの装置を使用することにより、サーバーなどを既存施設と共用できること」「日々の利用やメンテナンス面でも同じメーカーでそろえた方が利便性が高いこと」など、お客さまにとってさまざまなメリットがあるということをご納得いただくために何度も説明させていただきました。最終的には当初の計画を覆し、当社にご発注いただき、2棟の中央監視装置をまとめて担わせていただきました。
もし、「もう設計図までできてしまっているから…」と最初からあきらめていたら、このような結果にはならなかったと思います。もちろん私だけの力ではありませんが、「どんなに難しくても、この提案をしたい!」という一人の想いを汲んで、チャレンジさせてくれる環境が東テクにはあったからこそ、味わうことができた達成感だったとあらためて思います。
03
知見が豊富な先輩方のフォローだけでなく、
教育・研修体制も充実している
周りを見渡せば、経験豊富な先輩や上司ばかり。知識や技術が特に重要となってくる計装事業部において、いつでもアドバイスしてくれる人たちに囲まれていることが東テクの魅力だと思います。たとえば、営業が受注した先には、現場で実際に施工する技術担当がいます。東テクからお客さまに提出する設計図面に技術的に実現が難しいところがあっては大変ですので、日々、技術担当との情報共有を密に行っています。私はまだまだ知識も経験も浅く、いろいろな質問を技術担当の方々にしてしまうのですが、誰もが快く、分かりやすく答えてくれて、人のあたたかさを実感します。
また、「計装(自動制御)」というと言葉の響きから理系出身者の仕事と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。私は文系出身ですし、入社時には計装に関わる知識は皆無の状態でした。むしろ計装分野においては、大学で計装を専門的に学んでいる人は理系文系問わず非常に少数なので、いわば全員が横一線でのスタートです。もちろん、入社当時は不安もありましたが、入社後の技術研修や日々のOJT、部署単位での勉強会など、サポート体制がとても充実していたので問題なく業務に取り組めました。そういった環境の中で、演算能力や図面の読み方など、必要なスキル・知識を身に付けることができ、日々成長できている実感もあります。私も早く技術的な提案が一人でできるようになりたいですし、周りの先輩方のように後輩をフォローできるような存在にもなりたいです。
04
計装のプロフェッショナルとして、お客さまや仲間からも頼られる存在へ
営業として目標を達成できたときはもちろんですが、自分が受注した大型施設が竣工したときも「こんな大きな建物に携わったんだな」と誇らしく思えます。これからも、東テクのシェア拡大に貢献できるように、最新の装置の情報やお客さまの細かいニーズに対する感度を上げて、前例に固執しない柔軟な視点で、小さな課題・可能性も見逃さないように日々チャレンジしていきたいです。
また、現在は「中央監視装置」の営業がメインですが、将来的には「自動制御設備」の提案もできるようになりたいです。中央監視装置と自動制御設備はいわば車の両輪のようなものなので、ふたつがそろって初めて建物の快適な空間が実現されます。先輩方はその両方を実際に手掛けていて、圧倒的な知識量と経験で、お客さまからも絶大な信頼を得ているなと感じます。そんな先輩方のレベルになるには、まだまだ知識も経験も積んでいかなければならないですが、自分なりの発想でお客さまのためになることを見つけていき、ちゃんと信頼してもらえる営業でありたいと思っています。計装の仕事は、覚えることや専門的な知識も多く大変なことももちろんありますが、だからこそ奥が深く、やりがいは人一倍大きい仕事だな、と実感しています。
オフの過ごし方DAY OFF
メリハリを付けて仕事に取り組むために、極力定時までに業務を終えることができるよう努力しています。翌日にやるべき仕事は、前日の夜にある程度の段取りを立てるのが日課です。
また、どのようにキャリアを重ねても、仕事とプライベートのどちらも大事にできる働き方を続けていきたいと思います。オフの週末は、学生時代から所属している女子軟式野球チームの活動で、練習や試合に明け暮れています。全国大会出場に向けて、信頼できるメンバーと没頭できる時間はとても貴重で、そんなコミュニティを持っていることが幸せだなと感じています。